今日は「胎教って何すればいいのか分からない」、「音楽聴くなら絶対にクラッシックじゃないとダメなの?」、「胎教って本当に効果あるの」という疑問についてまとめました。
私自身、妊娠初期はなかなか実感も湧かなくて、「胎教」と言われてもピンとこなかったのですが、胎動を感じるようになってからようやく胎教について興味を持つようになりました。色々本で調べてみて分かったことがあったので、今回まとめてみようと思います。
参考にしたのは前回の記事で紹介した以下の二冊です。
前回の記事はこちらになります。
胎教の目的とは?
胎教の目的は大きく分けて二つあります。
一つ目は「赤ちゃんに愛されている実感を感じさせてあげること」
二つ目は「ママとパパが親になる準備をすること」です。
注意してほしいのは、賢い子を育てるとか、赤ちゃんに何か知識を詰め込むことではないということです。
お父さんお母さんが、お腹の中の赤ちゃんに愛情を持って接することで、赤ちゃんとの絆を築き、親になる準備を始めることが大切です。赤ちゃんのことを大切に想う気持ちが芽生えることで、お母さんはより自分自身の体調に気遣うようになったり、赤ちゃんが生まれてくるときに向けてお父さんと色々な準備ができるようが大切です。
胎教って何すればいいの?
具体的には2つあります。赤ちゃんとの絆を深めることと、心地よい胎内環境をつくることです。
赤ちゃんとの絆を深める胎教
本の中でおすすめされていた胎教はまず、「話しかける」ことです。赤ちゃんの名前(決まっていなかったら愛称でもなんでもいいので)を呼んであげること。私自身そうだったのですが、最初は何話しかけていいのかもよく分かりません。そんなときは「〇〇ちゃん、おはよう」「〇〇くんおやすみ」とか簡単な挨拶からでも始めるといいみたいです。
次にやってみることが「キックゲーム」。これは胎動を感じられるようになってからできるようになります。赤ちゃんの胎動をポンっと感じたら、その場所を軽くつついてみます。慣れると赤ちゃんも反応してくれて、「ポンッ」「ツン」を繰り返せるようになります。私は妊娠5か月ごろからやっていましたが、最初の頃の胎動は今思うと小さくて可愛かったです。妊娠後期になると、胎動がだいぶダイナミックになります。
最後におすすめの胎教が「読み聞かせ」です。お母さんとお父さんの声を赤ちゃんに聞かせることができるようになるうえ、生まれた後も読み聞かせすることは子どもの発達にとても良いことです。お父さんもしやすい胎教なのでおすすめです。
心地よい胎内環境をつくるための胎教
一番大事なことはお母さんがリラックスすることです。お母さんのホルモンは胎盤やへその緒を伝って赤ちゃんの血液にも流れ込むので、お母さんがいい気持ちでいると、赤ちゃんも胎内で心地よいと感じることができます。
妊娠中、ストレスを感じることの少なかった妊婦さんから生まれた赤ちゃんの胎内記憶は「気持ちよかった」「楽しかった」というものが多かったという報告もあるそうです。(『おなかの中から始める子育て』p45参考)
反対にお母さんが夫婦喧嘩したり、ショッキングな映像を見たりしてネガティブな感情がうまれると、胎内の赤ちゃんがけいれんするということもあるそうです。(『赤ちゃんの未来がひらける七田式新しい胎教』p55参考)
よく「胎教にはクラッシックを聞くと良い」と聞きますが、一般的にクラッシックの音楽が人を心地よい気持ちにさせてくれることが多いからで、お母さんがリラックスできればどんな音楽でもいいし、クラッシックが嫌いなお母さんだったら無理して聞かなくてもよいのです。大事なのは妊娠中お母さんがなるべくストレスを抱え込まないように過ごすことだと思います。
私の場合はあいみょんの「裸の心」を流すと必ず胎動が激しくなるのでよく聞いています。笑
胎教はいつから始めるべきなの?
胎教を始めるのは早ければ早いほど良いみたいです。なので、「妊娠が分かったらすぐ」というのがベストアンサーになると思います。
でも妊娠中のお母さんが、「今まで何も胎教してこなかった」と思って焦る必要はないと思います。妊娠が分かった時点で今まで飲んできたお酒をやめたり、健康に気をつかうようになったはず。それも立派な赤ちゃんの為の行動だと思います。私自身、胎動を感じるようになってから、積極的に話しかけたりするようになりました。
胎教って本当に効果はあるの?
『赤ちゃんの未来がひらける七田式新しい胎教』(p18)では、以下のように胎教による赤ちゃんの6つの特徴をあげています。
正しい胎教を行って生まれた赤ちゃんは、次の6つの特徴を持っています。
- いつも穏やかでニコニコしている
- 夜泣きをしない
- 社交的で人見知りしない
- 物事の吸収力が高い(学ぶ能力が高い)
- 言葉の発達早い
- 記憶力が優れている
個人的には、赤ちゃんの性格や発達は個人差や気質によるものも大きいので、胎教することで必ずしもこのように発達するとは限らないと思いますが、胎教が赤ちゃんにとって良いものだと思います。
また、『おなかの中から始める子育て』₍p30、31₎では、お腹の中の赤ちゃんに話しかけていたお母さんが、出産直後、夜中赤ちゃんを預けることやマタニティブルーになることが減ったと書かれていました。
→これは個人的に興味深いと思ったので、胎教でマタニティブルーが減るのか、論文あさってエビデンス探してみたいと思います。
パパにできる胎教は?
夫に「お父さんになる」という意識をもってもらうためにも、夫婦で胎教をやってみることは大切だと思います。パパはママのお腹を触ってない限り胎動を感じることは難しいので、赤ちゃんに話しかけることがメインになるのかなと思います。それから、マタニティライフを少しでも快適に過ごすため、ままのサポートをすること必須になると思います。具体的には
- 赤ちゃんの名前を読んで話しかける。読み聞かせする。
- 家事、買い物をママの代わりにやる
- 出産後の準備をママと進める
- ママのイライラを受け止める
こんなことができたら、赤ちゃんもママも心地よいマタニティライフが過ごせると思います。私は妊娠後期になってお腹が頻繁に張るようになったので家事の立ち仕事をかなりやってもらうようにしました。
まとめ
- 胎教は赤ちゃんとの絆づくり、お父さんお母さんが親になるためにするものであって、赤ちゃんに知識を教え込んだりするようなものではない。
- お母さんがリラックスすることで、赤ちゃんもリラックスできる。
- お父さんも胎教をやってみることが大切。赤ちゃんの為にもお母さんのことを支えてあげてほしい。
出産予定日まであと1か月ほどありますが、夫とともにお腹の中にいる赤ちゃんとコミュニケーションをとってマタニティライフを楽しもうと思います。
今回書ききれなかったお腹の中の赤ちゃんの能力や不思議なパワーなどについては今回紹介した本を読んでもらえるとよく分かると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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